棟内移動【引越し見積もり用語辞典】

棟内移動とは。

引越しの見積もりで出てくる言葉です。

棟内移動

同じ建物の中で行われる引越しのこと。
階違いでも同じフロアでも旧居と新居が同じ建物の中にあれば棟内移動と呼ぶ。

同じマンション、アパート内で引越しする理由

同じマンションの中でも中部屋より角部屋の方が賃料が高かったり、売値が高かったりと部屋の場所によって価値が変わります。

中部屋はワンフロアに複数ありますが、角部屋は限られた部屋数しか存在しません。

角部屋に人気があるわけは採光面の多さや通気性だけでなく、同じフロアでも限られた部屋数しか存在しない希少性が挙げられます。

また、同じマンションでも階層が上の部屋の方が賃料が高かったり、売値が高いことがほとんどです。

眺望の良さ、日当たりの良さから同じマンション、アパートでも高い階層の方が人気があり、その分賃料や売値が高く設定されています。

今現在、住んでいるマンション、アパートの所在地はとても気に入っているが、角部屋がいい、もっと上の階層がいいと考えたユーザーが同じマンション、アパート内で部屋を住み替えることは少なからずあります。

また、住人の意思にかかわらず、同じマンション内で部屋を移動しなければならない例もあります。

不動産物件に水漏れや排水の不備などがあって、部屋の住人に住み替えを即さなければならなくなった場合、不動産業者、大家、不動産管理会社はなるべく近くの空き物件を住人の住み替え用に探します。

その際、同じマンション、アパートの中に空いた部屋があれば、真っ先にその部屋を紹介します。

住み替えを余儀なくされた住人の生活に関する負担を減らすためと、引越しにかかる費用を負担しなければならない不動産業者にとって、引越し料金を安くできるメリットがあるからです。

棟内移動の引越しの見積もり

同じマンション、アパートの中での引越しですから、引越しの荷物が建物を出ることはありません。

ですから、棟内移動の引越しの特徴として、車両での運搬の必要がない点が挙げられます。

ですから、当然、引越しも人手だけで行われます。

引越しの荷物を台車に載せてコロコロと運ぶだけです。

ところが、訪問見積もりで引越し業者から提示される引越しの見積書には車両費が計上されます。

引越し業者の作業員たちが車両に乗ってくるからです。

また、家具、家電を梱包するための梱包資材もかなり嵩張りますから、それなりの車両が必要になります。

見積書には車両費が計上されていますが合計の部分でかなり割引されることでしょう。

棟内移動の引越しの内容

棟内移動の引越しでも引越し業者の作業員からすればやることは一緒です。

棟内移動の引越しでも引越し作業は旧居から新居までの荷物を搬送する導線の養生から始まります。

エレベーターがある場合、エレベーターの中も養生します。

引越し業者の作業員からすると、棟内移動の引越し作業はトラックに積み込む作業とトラックから降ろす作業がないだけです。

引越し作業にかかる時間も引越し荷物のトラックへの積み降ろし作業と車両での移動がない分早く終わります。

棟内移動の引越しは引越し荷物をトラックに積んで輸送しませんから荷物となる家財へのダメージも少なくてすみます。

ですから、荷造りも通常のトラックで輸送する引越しほど厳重でなくていい場合がありますので、訪問見積もりの際に引越し業者に確認しておきましょう。