単身パックの見積もり

単身パックの荷物量とは

この記事は約5分で読めます。

単身、一人暮らしのユーザーが引越しをする場合、まず、自力での引越しを検討してみてください。

自力で引越しするというのは、ユーザー自身が引越しの荷物を運ぶということです。

引越しを安くする方法の極みは引越し業者を使わないことです。

自力での引越しが難しい場合、引越し業者の利用を検討してください。

引越し業者を利用する場合でも、単身、一人暮らしのユーザーの引越しは、見積もりの取り方しだいでとても安くなります。

単身、一人暮らしの方の引越し料金は安い

引越し業者を利用する場合でも一人暮らしのユーザーの引越し料金が安い理由は、荷物の量が少ないという決定的な要素があるからです。

各引越し業者が設定している単身パックは、その名のとおり1人分の家具家電、その他の小物の荷物であることが前提になっています。

つまり、「以前、二人で住んでいたけど、今は一人で住んでいる」というように、荷物の量が単身、一人暮らしの荷物量ではない場合は、単身、「単身パック」の範疇には納まらないということです。

自分は荷物が多めだなと思われる方も単身パックでは収まらない可能性があります。

単身パックで収まるかどうか不安な方は、引越し業者の無料サービス「訪問見積もり」を利用してください。

引越し業者がユーザー宅に荷物を見に来てくれて、その場で判断し引越し料金を提示してくれます。

各引越し業者の単身パックの荷物量とは

単身、一人暮らしの荷物量とは、いったいどれくらいの荷物量なのかを見ていきましょう。

まず、引越し業者が単身パックの一例として挙げている単身、一人暮らしの荷物量です。

日本通運

■ 冷蔵庫(2ドア・109リットル)
■ 洗濯機(4キログラム)
■ 薄型テレビ(20インチ)
■ テレビ台(小)
■ 電子レンジ
■ 掃除機
■ カラーボックス(3段)
■ 衣裳ケース
■ 姿見
■ 布団
■ 日通ダンボールMサイズ 5個

ヤマトホームコンビニエンス(クロネコヤマト)

■ 冷蔵庫(2ドア)
■ 全自動洗濯機(4キログラム)
■ 薄型テレビ(20インチ)
■ 電子レンジ
■ ダンボール箱 約10箱
■ 衣装ケース 3個
■ 布団袋 1袋
■ スーツケース

赤帽

■ 冷蔵庫
■ 洗濯機
■ コタツ
■ エアコン
■ テレビ・ビデオ
■ カラーBOX2個
■ 小タンス
■ 布団一式
■ ダンボール10個

上記くらいの荷物の量が単身、一人暮らしの荷物の量に当てはまります。

上記の荷物なら、近距離の引越しに限定したうえで、各引越し業者が発表している引っ越し料金は2~3万円です。

折りたためないベッドマットがあると単身パックは難しい

荷物リストの中で注目していただきたいのは、ベッドが無いということ。

パイプ式や折りたたみのできるベッドならまだ単身、一人暮らしの荷物量、「単身パック」に収まる可能性がありますが、まったく折りたためないベッドマットがあると、単身、一人暮らしの「単身パック」の荷物の範疇には収まらないようです。

もう一つ注目していただきたいのは、上記の荷物なら男性であれば全て一人で運べるということです。

冷蔵庫(2ドア・109リットル)は重そうに見えますが、実は一人でも運べます。

洗濯機もドラム式でないなら一人で運ぶことは充分可能です。

本当に安く引越したいのなら、ユーザー自身が全ての荷物を運ぶ自力の引越しが一番安く上がります。

充分に検討してください。

単身、一人暮らしの引越しの見積もりを取る方法

単身、一人暮らしの荷物の量に該当する程度の荷物量なら、引越し業者に見積もりを依頼する前にある程度荷物をまとめて荷造りしておくことをお勧めします。

その訳は引越し業者に運んでもらいたい荷物の総量がハッキリすることと、すでに引越しの準備ができているという引越し業者への好印象を狙うためです。

引越し業者に家具、家電のリストと荷造りしたダンボールの数を伝えるだけで、電話で見積もりを取ることができます。

完全に荷造りができていれば、訪問見積もりの必要がありませんから一つ手間が省けます。

これくらいの荷物の量だと荷造り自体はたいした作業ではありません。

もし、「いや、荷造りは大変だよ」というのなら、単身、一人暮らしの荷物の量に該当していないはずです。

引越し業者の見積もりを電話見積もりに留めたいのなら、いかに正確な荷物の情報を引越し業者に伝えられるかが勝負になってきます。

電話見積もりの聞き取りで荷物の内容がうまく伝わらず、引越し業者の方が不安になると訪問見積もりが必要だと判断されてしまいます。

ですから、すでに荷造りを終えた状態で引越し業者の見積もりを取りましょう。

単身、一人暮らしの方の引越し料金

単身、一人暮らしの方は引越しの見積もりの前に荷造りをあらかた済ませておいた方が引っ越し料金が安く上がる

単身、一人暮らしの荷物の量よりも荷物が少ない方は

まず、全ての荷物が一人で運べるかどうか確認してください。

もし、全ての荷物が一人で運べるようなら、引越しを依頼するのは引越し業者でなくても大丈夫です。

一般の運送会社にも普通に輸送できてしまうのです。

そこで一旦考えてみるのが宅配便です。

全ての荷物が一人で運べるのなら、有効な引越し手段です。

引越しだから引越し業者に頼まなきゃいけないという観念にとらわれず、部屋にあるものを移動させる手段を考えてみてください。

宅配便で引っ越し