引越し料金の相場、引越しの代金

トラックの大きさで見る引越し代金、引越し料金の相場

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引越し料金には「移動距離」「トラックの大きさ」「作業員の人数」などで大まかな相場があります。

この条件にプラスして「時期」や「曜日、時間帯」などが加わって引越し料金が算出されています。

ここでは引っ越しに使われる「トラックの大きさ」から大まかな引越し代金の相場を見ていきます。

トラックの大きさ1トンあたりの引越し料金の相場

car4少し業界的な話になりますが、引越し業界にはトラックの大きさ1トンあたりに対しての料金相場というものがあります。

同市内などの近距離の引越しで、移動距離が10キロくらいまでの引っ越しに関しての引越し料金の相場です。

通常期=トン2

これはトラックの大きさ1トン当たりに対して2万円の引越し料金という意味です。

例えば、引越しの見積もりで4トントラックを使用するとなっているなら、その引越しの見積もり金額は 

4トン×2万円=8万円

4トントラック1台分の引越しは8万円が相場という事になります。

これはあくまでも4トントラック1台で引っ越した場合の話で、同じ荷物量の引越しでも建物の立地条件などで2トントラック2台でないと引越しができない場合もあります。

引越し業者によって違いはありますが、通常、2トンロングは3トントラックと呼ばれ、2トンロングを2台使って引っ越した場合の引越しの見積もり代金は 

3トン×2台×2万円=12万円

12万円が相場ということになります。

この相場はあくまでも基本料金に対してのもので、付帯サービス(荷造り、荷解き、エアコン脱着、電気工事、重量物搬送など)を含まない引越し料金の相場です。

また、中・長距離の引越しもこの範疇に収まりません。

引越しの見積もりはとても複雑なのです。

2トンロングを2台使って引っ越した場合の引越しの見積もり代金は 3(トン)×2(台)×2(万円)=12万円が相場

トラックの大きさ1トンあたりの引越し料金相場は時期などで変わる

同じ大きさのトラックでも引っ越しの時期、時間帯で引っ越しの料金が変わる

通常期にはトン2だった引越し料金の相場は、時期によって以下のように変わります。

繁忙期=トン4

繁忙期に4トントラックを使用して引っ越した場合 

4トン×4万円=16万円

16万円が相場ということになります。

通常期には8万円だった引越し料金ですが、繁忙期には16万円が引越し料金の相場になっています。

繁忙期は2~4月といわれていますが、景気の具合やカレンダーの暦、休日の具合などで毎年その時期が変わります。

閑散期、午後便、フリー便=トン1

時間的な条件をほとんど何もつけずに引越しの見積もりを依頼したらトン1くらいまで引越し料金が下がる可能性があります。

時間的な条件とは朝一番からの引越しを指定しないという意味です。

午後便、フリー便と呼ばれる引越しの前日まで引越しの作業開始時間がわからない契約の引越しです。

トン1の条件で4トントラックを使って引っ越した場合 

4トン×1万円=4万円

4万円の引越しになりました。

ハッキリ言って最安値です。

この条件で引越しができれば、その引越しは最も安い引越しだったと言っていいでしょう。

ただ、4トントラックを利用するほどの大きな引越しの場合、昼からの引越しは現実的ではありませんし、閑散期といわれる時期の設定は引越し業者によっても違います。

このように、トラックの大きさと引越しの時期、時間によって引越しの料金は変わるのです。

まずは、自分の引越しに必要なトラックの大きさを知りましょう。

まとめ

  1. トラックの大きさ1トンあたりの引越し料金の相場は通常期で1トン当たり20,000円で、4トントラック1台分の引越し料金相場は80,000円になります。

  2. トラックの大きさ1トンあたりの引越し料金相場は時期などで変わります。

  3. 繁忙期にはトラックの大きさ1トン当たり4万円になり、4トントラック一台分の引越し料金相場は160,000円になります。

  4. 閑散期に時間的な条件をほとんど何もつけずに引越しの見積もりを依頼したらトン1くらいまで引越し料金が下がる可能性があり、4トントラック1台分の引越し料金相場は40,000円まで下がることがあります。