混載便【引越し見積もり用語辞典】

混載便とは。

引越しの見積もりで出てくる用語です。

混載便

2件以上の荷主の荷物を1台のトラックで運ぶこと。
合積み。
積み合わせて輸送すること。

引越しにおける混載便

同じ方面へ向かう複数の引越しの荷主が1台のトラックをシェアして運ぶのが混載便

同じ方面へ向かう複数の引越しの荷主が1台のトラックをシェアして運ぶのが混載便

2件以上の荷主の引越し荷物を1台のトラックに積み合わせて運ぶこと。

移動距離が長い遠方への引越しに多く使われる輸送方法。

1件の荷主の引越し荷物を1台のトラックで運ぶチャーター便に比べて、引越し費用を安く抑えることができる。

2件以上の荷主の引越し荷物を1台のトラックに積み合わせて運ぶ点から、路線便を利用した日本通運やヤマトホームコンビニエンスが提供しているカートを利用した単身パックも混載便に当たる。

荷物を引越し業者に預けるタイミングは夕積み、宵積みになることが多い。

混載便を利用する条件

移動距離が長い引越しであること。

混載便は引越しの全行程が2日以上かかる引越しに適用されることが多い。

具体的には移動距離が200km以上ある引越しが混載便の対象になる。

引越しの荷物が少なめであること。

具体的には1トントラックに積み切れる程度の荷物量の引越しが混載便の対象になる。

近距離の引越しであっても混載便を利用する場合、荷物を引越し業者に預ける日と荷物の受取日は異なる日になる。

人が住居を変えるという引越しであっても混載便では集荷と配達という形になる。

引越しで混載便を利用するユーザーのメリット

中長距離の引越しが安くなる

混載便を利用する一番のメリットは、引越し費用を安く抑えられることです。

特に費用が高くなりがちな移動距離が長い遠方への引越し費用を安く抑えることができます。

同じ方面へ向かう複数の引越しの荷主が1台のトラックをシェアして運ぶわけですから、費用はかなり抑えられます。

1件の荷主の引越し荷物を1台のトラックで運ぶチャーター便に比べて混載便での引越しは、引越し料金を半額以下に抑えることができます。

混載便での引越しは訪問見積もりの際に引越し業者から提案されますから、同じ混載便に荷物を積む他の荷主にユーザーが接触することはありません。

引越しで混載便を利用する引越し業者のメリット

一度長距離を走るだけでかなりの利益を見込める

引越し業者にとって混載便が利用できるような中長距離の引越し物件はそれなりの単価が見込めます。

その単価の良い引越し物件、数件分の荷物を一台のトラックで運べるのですから、引越し業者にとってかなり効率のいい輸送方法が混載便といえます。

長距離の引越し物件の依頼があると同じ方面の引越し物件の依頼があるまで、トラックを出発させずに待つことがあるくらいです。

混載便は人件費を抑えることができる

通常、長距離を走るドライバーは一人で乗務していますから、人件費の面でもかなり抑えることができています。

引越しで混載便を利用して長距離の移動を場合は、引越し業者が持っているトラックの中でも一番大きなトラックを使用します。

一番大きなトラックを使用する理由は積み込む荷物の量にはあまり関係なく、トラックを運転するドライバーの快適性を重視しているからです。

小さなトラックでは運転席での振動や騒音が大きく、長い距離を走ると運転手へのダメージが大きいのです。

降ろし地では自社の営業所があればそのスタッフが荷物を降ろし新居に搬入する作業に加わります。

また、派遣会社からスタッフを派遣してもらって荷物を降ろし新居に搬入する場合もあります。

トラックを運転してきたドライバーは引越し作業に精通していますから、派遣会社のスタッフにも的確な指示が出せるので、引越し荷物の搬入作業に不安はありません。

混載便に積み込む引越し物件は同じ方面であればよい

例えば九州方面で数件の引越し物件を積み込んで関東方面に走る場合、途中で立ち寄り荷物を降ろせるルート上であれば、広島への引越し物件でも大阪への引越し物件でも混載することができます。

ですから、混載便の引越しでは同じ地域で積み込む複数の引越し物件でも引越し物件ごとに単価が全く異なるのです。

引越しで混載便を利用するユーザーのデメリット

引越しの荷物を新居で受け取る日を指定できない

混載便での引越しはほとんどの場合、降ろし地となる新居で荷物を受け取る日や時間帯を指定できません。

混載便は同じ方面への引越しが複数件必要になるため、まず、複数の荷主の引越し荷物を集め、トラックに積み込むのに時間がかかります。

純粋に引越し荷物を複数件積み込む作業には時間がかかりますが、同じ方面への引越し物件が発生するのを待つのに時間がかかることもあります。

混載便として預かった引越し荷物を引越し業者の拠点に保管して、同じ方面の引越しが発生するのを待っていることもあるのです。

つまり、混載便での引越しは、引越し荷物をいつごろ配達できるのか、訪問見積もりの段階では引越し業者にもわからない場合があるのです。

さらに降ろし地でも、複数の荷主の引越し荷物をそれぞれの新居に配達し搬入するのに時間がかかります。

引越しの荷物に対して与えるダメージが増える

混載便を利用するとチャーター便での引越しに比べて、引越し荷物を積み替える作業が増えます。

積み替えるたびに引越し荷物はダメージを受けますから、積み替え作業は少ないほど、引越し荷物が破損してしまうリスクが小さくなります。

チャーター便での引越しは積み地と降ろし地での荷扱いのみですが、混載便では引越し業者の各拠点やトラック間で引越し荷物を積み替える作業が増えます。

積み替え作業があるたびに引越し荷物がダメージを受けますから、混載便では引越しの荷物が破損するリスクが高くなります。

混載便を利用して引越しをする場合、荷造りの際にしっかりとした梱包が必要になります。