相見積もり・合見積もり【引越し見積もり用語辞典】

0-51相見積もり・合見積もりの意味とは。

引越しの見積もりで出てくる用語です。

相見積もり

辞書にはこうあります。

  • あいみつもり【合(い)見積(も)り/相見積(も)り】
  • 複数の取引先などに同条件で見積もりを提出させ、比較すること。あいみつ。

ウィキペディアにはこう記してありました。

複数の取引先などに同条件で見積もりを提出させ、比較することが相見積もり

複数の取引先などに同条件で見積もりを提出させ、比較することが相見積もり

複数の業者から見積を取る事(見積書を提出してもらうこと)を相見積(あいみつもり)と呼ぶ。

「合見積」とも表記することがある。

口頭では短く「あいみつ」と表現されることがある。

見積もりを一社から提出させるだけでは、比較対象が無く、業者が提出してきた見積がその分野の妥当な価格なのか、それとも(業者があわよくば利益を多めに確保しようと)価格を標準より高めに提示しているのか判断がつきにくい。

複数の業者から提出させることによって、ようやく購入者側は業者の提示したものを相対的に比較検討できるようになる。

この「相見積もり」で重要な点は、辞書にも書いてあった「同条件で」というところにあります。

例えば、パンの製造販売会社が同じ小麦を1トン購入するときに、複数の輸入商社から見積もりを取った場合、それは相見積もりです。

「同じ小麦」「1トン」という部分が「同条件」だからです。

相見積もりは提出された見積もりを相対的に比較することで商品、サービスの真価を見極めるために行うもので、提供される商品、サービスがまったく同じものであるときに特に有効です。

 

便利な一括見積もりで複数の引越し業者に 相見積もりを申し込む

引越し見積もり選べるドットコムで今すぐ無料見積もり依頼スタート

引越しの相見積もり

「サービスの内容、品質」を加味して引越し業者を選ばなかったら、結果的に損をする

「サービスの内容、品質」を加味して引越し業者を選ばなかったら、結果的に損をする

引越しの見積もりにおいての相見積もりは、他の業種の相見積もりとは少し内容が違います。

引越しの見積もりは「同じユーザーの引越し条件の下」という点では「相見積もり」ですが、見積もりの結果を判断する基準が「料金」だけではなく、引越し業者が提供するサービスの質・クオリティ、サービス内容そのものによるところが大きいという部分に特徴があります。

前出のパンの製造販売会社が小麦を1トン購入するときに、複数の輸入商社から見積もりを取った場合、「同じ小麦=品物」「1トン=数量」という部分を同条件としていますから、比較する部分は、ほぼほぼ価格になります。

これに対して引越しの相見積もりの場合、「小麦=品物」の部分、引越しで言えば「サービスの内容、品質」が引越し業者によって違うのです。

  • サービスの内容、品質は引越し業者によって違う

つまり、全ての引越し業者がまったく同じもの(サービス)を提供しているわけではないので、純粋な相見積もりとは少し意味合いが違ってくるわけです。

引越しの見積もりの場合、「相見積もり」というよりも「企画コンペ」に近い形になります。

「発注主の希望を汲み取り、引越しサービスの形を組み立てて見積もりを出す」という形は「課題に対する企画」に近いのです。

ユーザーが「引越しをする」という目的を遂行するにあたって、引越しというサービスの内容をよく理解しないまま引越し業者から見積もりを取っている現状から、引越し業者としてもユーザーのために一から引越しサービスを組み立てなければならないことが起因しています。

引越しの相見積もりでは、引越し業者がユーザーに対して、引越し当日までの事柄やスケジュール、引越し当日のサービスの内容をを分かりやすくプレゼンする場になっているのです。

とにかく安ければいいという引越しの見積もりの取り方をしてしまい「サービスの内容、品質」を加味して引越し業者を選ばなかったら、結果的に大きく損をすることもあるのです。

なぜ複数の引越し業者から相見積もりを取るのか

なぜ複数の引越し業者から見積もりを取れなければならないのか。

引越し料金には定価がないから少しでも安くするために引越し業者を競わせる目的だと考えるユーザーも多いでしょう。

複数の引越し業者から見積もりを取る意味を考えます。

引越し料金は引越し業者が決める

引越しの見積もりの場で、ユーザーは引越し料金を決めることができません。

引越し料金は必ず、引越し業者が決めます。

見積もりの場で「この引越しを5万円でお願いします」とユーザーが言ったとしても、その引越しを要望どおりの5万円で引き受けるかどうかは引越し業者が決めます。

いくらでその引越しを引き受けるかは、引越し業者の腹積もりひとつなのです。

引越しの合計金額から値引きして欲しいとユーザーが訴えても、値引きするかしないかを決めることができるのは引越し業者だけです。

よくいるのが「その見積もりは高い」とか「いやいや本当はもっと安いでしょ」と詰め寄ってくるユーザーです。

どれだけ詰め寄っても引越し業者が大幅に安くすることはありません。

引越し業者が出す引越し料金にユーザーの思惑や計算、予算など関係ないのです。

ユーザーが思っていた金額と違うと詰め寄った場合、引越し業者は「どうぞご検討ください」と見積書を置いて帰ってしまうでしょう。

引越し業者が出した見積もりは「この金額でなら引き受けてもいい」という見積もりであり、「これ以下では引き受けない」という意味を含んでいるのです。

ユーザーが引越し料金を自分で選択したと勘違いしてしまうことも

引越しの見積もりでは荷造り付きのラクラクパック、荷造りはユーザーがする節約コースなどの中から選択できるようになっています。

他にもエアコンの付け外しや不用品処分など、様々なオプションサービスの中から必要なオプションをユーザーが選択できるようになっています。

ここでも注意が必要なのです。

確かにオプションサービスを選択したのはユーザーですが、そのオプションにかかる料金は引越し業者が決めています。

つまり、ユーザーは引越しにかかる料金についてはどの部分においても決定権がないということです。

引越しの見積もりでユーザーが唯一持っているのは「引越し業者を決める権利」

ユーザーに引越し料金の見積もり額を上下させる権利は無い

ユーザーに引越し料金の見積もり額を上下させる権利は無い

引越しの料金を決めるのは引越し業者だとしましたが、では、ユーザーには何を決める権利があるのでしょうか。

引越し料金はまるでレジに商品を通すように引越し業者の営業マンが機械的に電卓で弾いていくだけです。

上に述べたように、その合計金額を上下させる権利はユーザーには無いのです。

このままでは目の前の引越し業者の「言い値」で引越しをすることになります。

引越しの見積もりの場でユーザーに与えられた選択肢とは

ユーザーは引越し業者を決める権利を有しています。

ユーザーには引越し業者が弾き出した見積もり金額を上下させる権利はありませんが、目の前の引越し業者に頼むか頼まないかを選択する権利を有しているのです。

この選択肢の中には「引越しをするか、しないか」も含まれます。

そして、後に必ず引越しをするのであれば、ユーザーは「他の引越し業者に依頼する」という選択肢も有しています。

もし、引越し業者の見積もりを1社しか取らなければ、「他の引越し業者に依頼する」という選択肢を放棄したことになります。

つまり、他の引越し業者の見積もりを取らなければ、ユーザーは何も選択肢がない常態になり、「目の前の引越し業者がはじいた見積もり金額どおりに引越しをしなければならなくなる」ということです。

引越し業者を選ぶ権利を放棄してしまうユーザーが多い

オプションやコースを選んだだけで納得し、他の引越し業者から見積もりを取らないユーザーは意外なほどたくさんいます。

もちろん1引越し業者からしか見積もりを取らなくても、納得して引越しを依頼するわけですから、ユーザーは後悔したりすることはありません。

「自分で選んだ」という感覚を信じているからです。

しかし、引越しの見積もりにはまだその先があって、別の引越し業者からも見積りを取っていれば、まったく違うストーリーが待っているのです。

引越しを引き受けてくれる引越し業者が1社しかない場合

他に引越し業者を見つけない限り、引き受けてくれるという目の前の引越し業者にすがるしかない状態に

他に引越し業者を見つけない限り、引き受けてくれるという目の前の引越し業者にすがるしかない状態に

「他の引越し業者に依頼する」という選択肢が無い状態は、なにもユーザーが相見積もりを取らなかった場合のみではありません。

引越しの繁忙期にほとんどの引越し業者のトラックが埋まってしまった場合の見積もりや、引越し希望日にかなり近づいてからの見積もりの時にも同じように「他の引越し業者に依頼する」という選択肢が無い状態に陥ります。

これはユーザーの意思に関係なく、いくつもの引越し業者に電話しても「トラックの空きが無い」と断られた末、「やっと引き受けてくれる引越し業者が1社見つかった」という状態になったときのことです。

まさに引越しを請け負える引越し業者が1社しかない状態です。

この状態になったときの引越し料金が通常の引越し料金よりも割高なことは容易に想像がつくはずです。

納得のいく引越し料金やサービス内容ではない場合も多いでしょう。

しかし、不動産の契約上、今の住まいは明け渡さなければなりません。

引き受けてくれるという目の前の引越し業者にすがるしかなくなるのです。

たとえそれがどんなに悪条件でもです。

引越し業者1社からしか見積もりを取らないということは、引越しを引き受けてくれる引越し業者が1社しかない状態と同じことなのです。

なぜ複数の引越し業者から見積もりを取るのか?

答えはユーザーの「選択する権利」とその「選択肢」を得るためです。

 

便利な一括見積もりで複数の引越し業者に 相見積もりを申し込む

引越し見積もり選べるドットコムで今すぐ無料見積もり依頼スタート