引越しの訪問見積もりに備えて準備したいこと

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引越し業者の訪問見積もりとは、引越し業者の営業マンがユーザー宅を訪問して、引越しの荷物や建物、隣接する道路の状況などを確認し、引越し料金を算出する無料サービスのことです。

この引越し業者の訪問見積もり、基本的にユーザー側で特別に準備することは何もないことになっています。

しかし、そこは人と人が行う事柄ですから、それなりの心構えも必要になってきます。

引越し業者が見積もりに来たときに用意してあげるとよいもの、準備しておくと親切な事柄を知っているのと知らないのとでは大きな違いがあります。

引越し業者の営業マンも人の子ですから、ユーザー毎に様々な感情を抱きます。

引越し業者の営業マンに対して、ユーザーが良い印象を与えることができれば、引越しの料金面やサービスの面で後々有利に働くことが多いのです。

見られたくないものだけは片づけを

他人には見せたくないようなものを収納にしまうだけでも、引越し業者から見たユーザーの印象が変わる

他人には見せたくないようなものを収納にしまうだけでも、引越し業者から見たユーザーの印象が変わる

他人に見られたくないものは、訪問見積もりの前に片付けておきましょう。

たとえば、下着や通帳、特殊な趣味の物など、他人には見せたくないようなものは片付けておきましょう。

引越しの訪問見積もりでは、基本的にすべてのお部屋を見て引越しの荷物をリストにする必要がありますが、タンスや衣装ケースまで開けて中身をすべて見るようなことはありません。

他人に見られたくないものは、引き出しなどの収納にしまっておけばよいだけです。

収納に入りきらなければ、訪問見積もりの間だけトイレや風呂場に隠しておくこともできます。

荷物を少なく見せるためではなく、ユーザーの印象を良くするために

引越し業者の営業マンは、とても片付いたモデルルームのような部屋を想像してユーザー宅を訪れているわけではありません。

もちろん、ユーザーの部屋が散らかっていることに対しての免疫もできています。

しかしながら、訪問見積もりは引っ越しを請け負って、引越し当日、気持ちよく仕事ができるかどうかを引越し業者が見極める場でもあるのです。

引越しを請け負ってはいけないユーザーに対する嗅覚は、営業マンのキャリアとともに研ぎ澄まさており、引越しを請け負ってはいけないと判断したユーザーに対しては、迷わずお断り見積もりを出して帰ります。

生活状態があまりにもルーズなユーザーは、引越し当日までに荷造りが間に合わなかったり、荷造りが中途半端で中の物が壊れたりする可能性があり、何かとトラブルになりやすいと引越し業者に判断されてしまいます。

実際に、引越し当日、トラブルになった場合、見積もりを担当した営業マンは、携わった作業員達から「なぜ引越しを請け負ったのか」とかなり突き上げを食らいます。

また、ユーザーの印象を数段階に分け、暗号にして見積書に書き込んでいる引越し業者もあるくらいなのです。

引越し業者にとって訪問見積もりは、常識のあるユーザーかどうか判断する場としても有効な手段となっています。

お部屋の中を片付けておくことは、荷物を少なく見せるためではなく、引越し業者に対してユーザー自身の印象をよくするためです。

引越し業者は印象の良いユーザーに対しては、多少、料金を安くしても引越し作業を請け負いたいと考えています。

見たくないものも片づけを

「他人に見られたくないもの」の他に「見たくない他人のもの」も片付けておく

「他人に見られたくないもの」の他に「見たくない他人のもの」も片付けておく

上に挙げた「見られたくないもの」は、あくまでも所有者、つまりユーザー本人の感情です。

ですが、逆に、ユーザー自身が友人や親類の家を訪れたときに「見たくないもの」を思い浮かべてみましょう。

食べかけの料理、食べ残し、キッチンの流しに溜まった洗い物、脱ぎ散らかした洋服、ペットの汚物、使用済みのタオル、下着などが目に付いたら普通なら嫌な感情を抱きます。

他にもたくさん「見たくないもの」があるかもしれません。

もちろん、生活をしているのですから、タイミングによっては仕方のない場合もあるでしょう。

ましてや引越し前は忙しくて部屋の中のことにかまう暇もないかもしれません。

ですが、人として最低限の気遣いはしておきたいものです。

引越し業者が来る前にひと通り家の中を見渡して、他人が見たくないと思うであろう物は片付けておきましょう。

引越しの見積もりにおいて「このユーザーの引越しを当社で請け負いたい」と引越し業者の営業マンに思わせることができたなら、ユーザーの勝ちです。

そのユーザーの引越し料金は、必ず安くなります。

なぜなら、「このユーザーの引越しを当社で請け負いたい」と思った引越し業者の営業マンが、自分の会社と掛け合ってでも引越し料金を安くするからです。

「このユーザーの引越しを当社で請け負いたい」と営業マンに思わせるには、見積もりを依頼したユーザーが、「常識があって清潔なユーザー」である必要があるのです。

引越し業者が書き物をする場所を確保する

できればテーブルや机などの台があると書き物がしやすくなります。地べたで書き物はしにくいものです。

できればテーブルや机などの台があると書き物がしやすくなります。地べたで書き物はしにくいものです。

引越し業者の営業マンは一通り部屋の中を見終えると、見積書を作成します。

引越し業者の営業マンのために書き物ができる場所を作っておくと、見積もりの作成がスムーズです。

引越しの見積書にはたくさんの項目があって、作成するのは結構大変です。

引越しの見積書は荷物のリストであり、作業当日の作業指示書でもあるのです。

引越し業者の営業マンは、引越し当日の作業員にも引越しの内容が伝わるように見積もりを作成します。

引越しの見積書は、ササッと書いて渡せるようなものではありません。

テーブルや机など、ここで見積書を書いてもらおうという場所を考えておきましょう。

捨ててもよいスリッパを準備する

他人を家に招くとき、スリッパを用意するのがマナーです

他人を家に招くとき、スリッパを用意するのがマナーです

引越し業者の営業マンは、ほとんどの場合、男性です。

その営業マンが、ほぼすべての部屋を見て周り、荷物のリストを作成します。

知らない男性が自分の部屋の中をペタペタ歩き回ることを想像してください。

誰でもスリッパが必要だと感じるでしょう。

複数の引越し業者から見積もりを取るなら、すべての引越し業者の営業マンに同じスリッパを履いてもらいましょう。

訪問見積もりの後、スリッパを処分すればいいのです。

100円ショップにもスリッパがあります。

ペットボトルのお茶を準備する

ペットボトルは持ち帰ることができますが、缶は飲みきる必要があります

ペットボトルは持ち帰ることができますが、缶は飲みきる必要があります

引越し業者の営業マンは、お客ではありませんから、必ずお茶を出す必要はありません。

しかし、お茶を出してあげるつもりなら、ペットボトルのお茶がお勧めです。

ペットボトルのお茶なら、営業マンが帰った後、茶碗を洗う手間がありません。

飲み残しがあれば、ペットボトルをそのまま営業マンに持って帰ってもらえばゴミも出ません。

営業マンの喉が渇いてないならば、そのまま手土産感覚で持って帰ってもらうこともできますので、わざわざ来てもらったという負い目を感じることも少なくなるでしょう。

引越し業者はお米や洗剤などの「見積もり記念品」という名の粗品を持ってきます。

これら「見積もり記念品」はその引越し業者に引越しサービスを依頼しなくても、見積もりを取っただけで貰えます。

「見積もり記念品」は見積もりを依頼したユーザーに負い目を感じさせる要因の一つになっています。

たかがペットボトルのお茶一本ですが、お茶を出したことで「見積もり記念品」の負い目も軽くなるはずです。

 

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